えっ?ティって飲み物じゃない?

イギリスと言えば紅茶。

焼きたてのスコーンといただくアフタヌーンティーは、イギリス人にも観光客にも大人気♪

UK Tea & Infusion協会によると、イギリスでの紅茶の消費量は1日何と1億杯というからびっくり!確かに、どこの家庭でも朝から晩まで「Would you like a cup of tea?」という会話が頻繁に聞こえてきます。

でも、今回はティーはティーでも、このイギリスの国民的な飲み物の話ではありません。実は、イギリスで「ティー」と呼ばれているは紅茶だけではないのです。

子どもたちの学校のお迎えに親同士が集まると、頻繁に話題に上るのが「What shall I make for tea tonight?」や「What is your plan for tea?」というもの。それを聞いた私は、「イギリス人ってホント紅茶が好きなのね~」なんて思っていました。ところが後に実はTeaには「お茶」という意味の他に「夕食」という意味があると知って、「あ~、あれは夕食の献立のことだったんだぁ」と今までの大きな勘違いに気付いたのです。

ナーサリーでも夕方子どもたちが降園する前に食べる軽食は「ティー」と呼ばれています。イギリスでは幼児の就寝時間は早いので、それが子どもたちにとって、その日の最後の食事である場合がほとんどです。

それ以外にも、イギリスでは食にまつわるちょっと変わった使われ方をしている言葉が盛りだくさん。

学校では、給食のことを「School Dinner」といったり、給食のおばさんのことは「Dinner Lady」と呼ぶ習慣があります。

Dinner or Tea? ランチタイムにディナーで、夕食にティーを食べるイギリス人!!こうなると、私たち日本人を含めてネーティブ以外の人は一体全体どうなっているの???となるのではないでしょうか?なにせ私たちが習ってきた英語ではディナーは夕食、それにティーはお茶以外の何物でもありません。

また、デザートのことをイギリスでは総称してプディングと呼びますが、別にプディングだけとは限らないし、ましてや日本で言われるプリンでもない!

何で?どうしてなんでしょう?

 

その答えは次回の記事で紹介します。お楽しみに!

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