『ハリー・ポッターの世界から学ぶ』シリーズ:ハウス制度とは?(その6)

さて、ハリー・ポッターから学ぶ『ハウス制度』の最終回です。前回、子どものリーダーシップスキルを伸ばす効果が『ハウス制度』にはあるとお伝えしましが、その最もよく知られたものに「バディ制度』というものがあります。

ロールモデルとなる『バディ制度』

同じハウス内の高学年の生徒と新入生を一対一で組ませる『バディ制度』を行っている学校があります。学校内で自分のバディを見かけたら言葉を交わしたり、高学年と新入生の休み時間を同じにして、お互い声を掛けやすい環境を整えています。一緒に遊ぶこともあるし、何か困ったことや質問は無いかと、高学年のお兄さんお姉さんが親身になってくれます。また、授業中に新入生バディのクラスへ行って、高学年の生徒が一対一で読み聞かせをしてあげたりという活動もあります。

これらを通じて、高学年の生徒には責任感などが芽生えてきますし、人を思いやる心や頼られることによる自信なども培われていきます。一方の新入生は、「こんなお兄さん・お姉さんになりたいなあ」と憧れを抱き、よいお手本を身近に見ることができるのです。

このように『バディ制度』は、他者との関わりから自分を成長させるとても良い機会になっていると言えます。

さあ、いかがでしたでしょうか?全6回に渡ってご紹介したイギリスの『ハウス制度』。少しでもみなさんのお役に立てるとうれしいです。是非参考にしてみてください!

 

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